This Mortal Coil / IT’LL END IN TEARS

今の日本はどうなんだろう?昔、音楽を詳しくない人はインディーレーベルというと日本ではメジャーになり損ねた人、メジャーから落ちた人っていうイメージが強かった気がします。インディーズレーベルが商売になると分かるとメジャー傘下のインディーレーベルを作り商売にしていくという図式もあったような。。それは音楽とは全く関係無い事でインディーレーベル所属のアーティストもメジャーのアーティストを少しマニアックにした様な人が多くそのレーベルやアーティストが世界に通用する文化になるってのは程遠い話でした。

This Mortal Coil (ディスモータルコイル)はイギリスのインディー・レーベル4ADの共同創設者アイヴォが固定メンバーを設定せず、行った「無常」をコンセプトにした音楽ユニット。

4ADといえば1970年代に設立されコクトーツインズ、ザ・ザ、ピクシーズステレオラブハロルド・バッドヨハン・ヨハンソン名だたるアーティストをリリースしロックの文化となったインディーレーベルでレーベルオーナーが変わってもグライムスやブロンド・レッドヘッド等個性的な面子が出ております。


IT’LL END IN TEARSはThis Mortal Coil のファーストアルバムで最初聴いた時は中々衝撃的でした。耽美というか幽玄というか異様な空気感がThis Mortal Coilのアルバムにはあります。そしてカッコイイ!
このアルバムにも当然のようにコクトーツインズのエリザベス等有名なミュージシャンも参加しています。企画もののユニットというのが信じられない完成度です。曲はカバーとなっています。それもまた信じられない。。


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