平家物語 アニメ

漫画家のムロタニツネ象氏が亡くなっていたとの事。
歴史漫画家は私にとっては偉大だ。幼少期に歴史漫画のおかげで歴史を覚える事ができた。今考えると歴史がつまらない訳が無いとも思えるが年齢1ケタくらいの自分の子供の時代に当然勉強を強要されており、強要されるものは軒並み嫌いだった。(強要され何かをするのは未だに苦手)勉強と呼ばれる項目の中で初めて大好きになったものは漫画から学んだ歴史だった。
当然、ムロタニ氏の漫画も読んでいたが作者の名前は知らなかった。
子供が大人になり何の漫画を描いていたかも知られず作者の名前も知られず残ったのは昔、歴史漫画を読んでいたという事とその子供は歴史好きになったという事だけ。
そんなん作者はどれだけカッコいい芸術家な事か。

本題です。
アニメ平家物語ですが平家物語は歴史好きな為、琵琶を使った語りでは聴いた事はあるがイマイチ私には分かりずらかった。しかし歴史漫画の平清盛の話では清盛が亡くなる所などは平家物語を引用していたのがわかった。盛者必衰の理って初めて言った人、解った人本当に凄い。
アニメはとても分かりやすく楽しめました。
琵琶という架空のキャラクターも浮いたキャラではなくよくこんなことを思いつくなぁと感心しました。また源平の対立ではどうしても平氏が悪者の印象がありましたがこんな風に書かれていたのか!と見方を変えることが出来ました。
もう出ているかも分かりませんがもっと歴史アニメが出てくるならワクワクします。
もっと出てくる事を期待!

下の画像はムロタニ氏の漫画。
上はアニメ平家物語の公式サイト。
歴史アニメや古典をアニメにしたもの歴史漫画に興味を持った人が歴史に興味を持ちその教訓や出来事を現代のその人自身の糧や娯楽にしてくれる事を祈るばかりです。

大人になった今でも歴史が大好きです。
ムロタニツネ象氏のご冥福をお祈り致します。



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